事業所案内

法人名NPO法人 樹ケアサポート
事業所番号1412201210
所在地251-0871
神奈川県藤沢市善行1-22-5
富士マンション201
電話番号0466-90-5263
FAX番号0466-90-5264
代表者氏名楠田 正宏

役員・職員紹介

篠﨑 宏樹 (副理事 管理者)

 人は誰しも、夢や目標、うれしいことや、楽しいことを想い、考え活きていけるのだと感じています。

 樹ケアサポートのサービス提供の礎にある「ほんの少しのお手伝い」は、私たちが全てを叶えることはできなくても、少しずつでも近づくようなお手伝いがしたい。そして、その道のりを共に歩ませていただきたいたいと願っています。

 その根底には、私はかつて17歳からプロボクサーとしてリングに上がっておりましたが、2000年10月、26歳の時に試合中の打撃で急性硬膜下血腫にて重態に陥り、生死を彷徨い、度重なる開頭手術を経て、なんとか生還したものの目が覚めた時には、長く辿った人生そのものであったチャンピオン道が夢半ばにして途絶えました。

 あれから混乱、迷走をして数十年、心身共に社会復帰ができたのは、沢山の人から沢山の力を与えてもらったからこそ、現在の私が在ると切に感謝を感じて活きております。

 そして今、共に活動するかけがえのない仲間とチーム一丸となり、関わる方々が「今よりほんの少しでも心身が豊かになって住みなれた地域で活きていただけるように」訪問事業所の利点を活かし、ご利用者が身近に感じ、頼れて気軽に相談できる事業所を目指していきます。

三橋 稚枝 (理事 サービス提供責任者)

 私は元々サービス業で働いて、諸事情によりその職を続けることが出来なくなってしまった為、転職。思い起こせば子供のころから障がいのある方や高齢者が身近にいて、前職の時も高齢のご婦人や障害のある方からのご指名が多く、どうも引き寄せているように思い福祉の仕事を始めました。有料老人ホーム~訪問介護事業所で働いた後、樹ケアサポートを一緒に始めました。

 一緒に新規で事業所を始めたいと思ったのは、会社で働いていると自分が思う仕事ができなかったからです。福祉で働いている人が良く言う、、、

〝仕事自体は好きだし、利用者さんも大好きだけど会社に不満がある〟
〝働いている人同士の人間関係のストレス〟

私もそうでした。ご利用者が希望する当たり前にやりたいと思う希望が、会社に属しているが故に出来ないということに不満を持っていました。そしてやっちゃダメの理由が〝危ないから〟〝必要ではないから〟だったりして、会社を守る為や自分の価値観を押し付け却下する為納得ができませんでした。

 相手にされない上、駒のように働かされ疲れて戦う気力もなくなっていた頃。今の管理者(当時はサ責だった)篠崎と初プランの外出支援に付いて行く事になりました。
ご利用者の発語はほぼ無く、自宅内はがんばって立あがり、伝い歩きが出来る中年男性の方で公共のバスに乗せて公園へ行く支援でした。
ど田舎のバスでステップは多い、中扉なんて存在しない、古いタイプのバスで通路も座席が多いせいでかなりの狭さの中を3人で苦戦しつつも何とか乗車。するとご利用者が篠崎の頭を笑顔で撫で始めました。帰宅してからお母さんにその旨ご報告すると、お母さんは普段ご利用者を褒める時に頭を撫でているそうで〝きっとうれしかったんだろうね、バスに乗ったのは養護学校以来だからね~〟と。
あの時、うれしい、ありがとうを頭を撫でることで表現してくれていたんだ!と解り久しぶりに新鮮で私もうれしく、楽しい、こういう事がしたいということを思い起こされる出来事でした。

それから暫くして事業所を始めることになり、

〝できる限りご利用者に寄り添った支援をしよう〟
〝リスク回避ではなく、どうしたら出来るかを一緒に考える事業所にしよう〟

樹ケアサポートで掲げている 共に悩み、考え、成長する、ほんの少しのお手伝いはこんなところからきています。
小さく始め、少しずつ増えていったヘルパーさん、ご利用者、その時その時々仲間に支えられ、ご利用者に勉強させていただき今も事業所を続けていくことが出来ています。樹で良かったといって頂ける事がありますが樹を理解してくれているご利用者の皆さまと、同じ思いで仕事をしてくれている仲間がいるからだと感謝しています。
樹に関わった人みんなが楽しい、うれしい、幸せに過ごせますように。これからもほんの少しのお手伝いを続けていけていきたいと思っています。

小田 稔

 私が樹ケアサポートに入ったきかっけは、高齢者施設等で働いていて介護福祉士の資格を取り、余暇支援、外出などの障がい者支援を経験したいと単純な動機でした。

 ご利用者が行きたい場所に行く、散歩やプール・銭湯等の余暇支援。共に外出して一緒に楽しんでいます。ご利用者が一人でできることが増えたときや、毎回違う反応や笑顔が見えた時などはサポートしていて良かったと感じています。